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【第10回】つくばブルーベリーゆうファーム


つくばブルーベリーゆうファーム

サファイアのような群青色の輝きと甘酸っぱい香りー。1960年代にアメリカから輸入され、全国に広まったブルーベリー。つくば市は1999年に「ブルーベリーシティ」を宣言、市の特産物として銘柄産地を目指して農家に補助金を支給するなど積極的に栽培を促進してきました。その結果、現在は日本有数の産地となり、小平市(東京都)・北杜市(山梨県)とともに「日本三大ブルーベリーの産地」としても知られています。市内にはブルーベリー狩りの出来る観光農園が沢山あり、中でもブルーベリー部門では初めて「地域特産物マイスター」として認定され、日本ブルーベリー協会の副会長も務める、つくばブルーベリーゆうファームの鈴木太美雄さんにお話しを伺いました。

 

■健康に良い、目の疲れに効くなどブルーベリーの人気が高まっていますが、どのようなフルーツなのですか?

つくばブルーベリーゆうファーム

ブルーベリーは眼に良い効果があるというアントシニアン色素が多量に含まれており、欧米では昔から「眼の健康食品」として広く知られていました。また、抗酸化作用があり、アンチエイジングや成人病予防にも効果を発揮します。日本での歴史はまだ浅く、アメリカから日本に入ってきてまだ40年ほどですが、最近は「ブルーベリーブーム」と言われるほど、健康にいい果物として知られるようになり、ブルーベリーの需要が高まっています。そのまま召し上がっていただいてもいいですし、ジャムやアイスクリーム、お料理のソースとしても美味しくいただける、まさに万能の果物なんです。

 

■ もともとは公務員だったそうですが、鈴木さんがブルーベリー農園をはじめられたきっかけを教えてください。

筑波大学の農業関係の公開講座を受講したときにブルーベリーの栽培を薦められたのです。私は浅草で生まれて東京で育ったのですが、子供の時疎開していた群馬県で見た梨畑の光景が思い出にあって、食べ物が非常に少ない時代でしたので、果樹栽培への憧れもあったのかもしれません。定年まで都内で公務員をしておりましたが、退職後、自分で購入した土地に加えて地元の方から土地をお借りしてブルーベリーの栽培を始めました。 余談ですが、つくばエクスプレスが開通して、「これは通勤が便利になるぞ」と楽しみにしておりましたが、実際に通勤でTXを使えたのは定年日の直前4日間だけでした(笑)。それまでは2時間以上かけて車と常磐線で都内の職場へ通っていたんですよ。 私どものブルーベリー農園は主に有機肥料を使用し、お客様に美味しいブルーベリーを摘み取っていただいております。震災後は放射能測定も行い、安全が確認されておりますで安心して召し上がっていただけます。

つくばブルーベリーゆうファーム つくばブルーベリーゆうファーム

 

■ 鈴木さんのこれからの夢をお聞かせください。

ブルーベリーを消費者のみなさんがもっと気軽に食べられるものにしたいですね。そのために、さまざまなアイデアを考えています。

たとえば、昨年も好評だったブルーベリーのジェラートは、パティシエに開発を依頼したヨーグルトベースの絶品アイス。もちろん今年も販売します。さらに、ブルーベリーのさわやかさを引き出すシャーベットも開発中です。

ただ、まだまだ人件費や手間がかかるため、安価で提供できないのが悩みです。休耕地の活用も含めたブルーベリー農園の拡大や若い担い手の育成、高品質のブルーベリーの生育やブランド化など課題は沢山ありますが、一面のブルーベリーの畑で生き生きと働く人たちと食卓でみなさんに愛されているブルーベリーの光景を実現するためにも、まだまだ頑張っていきたいと思います。

鈴木太美雄さん

鈴木太美雄さん

 

■つくばブルーベリーゆうファーム(株式会社アグリチャレンジ・アイ)

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住所 〒300-2638
茨城県つくば市百家476
TEL 080-3309-9784
定休日 月曜日
アクセス つくバス 吉沼シャトル[豊里の杜]下車 料金300円
つくばセンターからバスで30分
研究学園駅からバスで15分
くわしくはホームページをご覧ください。
ホーム
ページ
http://oandc-blueberry.com/yu_farm/

 

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