リアルの強みで文化の情報発信拠点に
専務取締役関東支社長 近藤隆史さん
つくばエクスプレス(TX)開通以来つくば市の副都心として発展を続ける研究学園エリアは、移住者の増加により地区内3、4校目になる新設校、つくば市立研究学園小学校・中学校が2023年4月に開校予定。
そんな国内でも有数の人口増加地域の研究学園エリアに2022年10月、「書籍」「文具」「音楽・映像」「カフェ」の4事業を核とした大型複合店「コーチャンフォーつくば店」がオープン。
コーチャンフォーグループの株式会社リラィアブル 専務取締役関東支社長近藤さんにお話を伺いました。
取材時期:2023年1月
満を持して関東2店舗目の出店
本社を有する北海道の6店舗、東京都稲城市の1店舗に次ぐ8店舗目としてオープン。
「若葉台店(稲城市)での東京進出から長きに渡り関東エリアで2店舗目の出店場所を模索してきました。今回はありがたいことに非常に立地の良い土地にご縁があり、さらに茨城県やつくば市によるご支援でつくば店をオープンすることができ感謝の気持ちでいっぱいです」と近藤さん。
立地の良さからパートの応募は近隣市町村に及び、アルバイトの8割が筑波大生だという。
約2,000坪のワンフロアに圧巻の品ぞろえ
正面入り口すぐの一等地に平置きされているのは「未来の読者を育てる」ための絵本をはじめとした「児童書」。壁一面に書籍ランキングコーナーを設けているほか、文庫の最新刊や話題の書籍は背表紙ではなく表紙が見える状態で陳列されているため探しやすく、さらに「新たな出会い」も創出する。
「専門書や学習参考書、児童書、新刊など約60万冊を取りそろえています。ぜひ、リアルな店舗ならではの書籍とのかかわりを楽しんでいただきたい」。
充実のステーショナリーやマルシェも
国内外の魅力的なステーショナリーやキャラクター文具、雑貨など「文具」の域を超えた圧巻の品ぞろえの「文具コーナー」や国内有数の規模を誇る「音楽・映像コーナー」、本社のある北海道ならではの人気スイーツや海の幸、冷凍食品など自社バイヤーがセレクトした北海道直送コーナー、全国各地のご当地食材などが並ぶ「コーチャンフォーマルシェ」も看板のひとつ。
併設のドトールコーヒーは国内最大の103坪で、演奏会を想定した白いグランドピアノを設置している。
文化の発信地に
「子どもが幼かった20年ほど前にJAXAの見学に訪れて以来のつくばでしたが、めざましい発展ぶりに驚きました」と近藤さん。
つくば市シェアサイクル実証実験事業「つくチャリ」のサイクルポート設置をはじめ地元警察や消防などのイベントにも協力しているほか、店舗初となる授乳室を設置。「親子3世代がゆっくりと過ごせる店舗を目指したい。コロナが落ち着いたら作家さんのサイン会やピアニストによる演奏会などリアル店ならではの企画も実施したい」。
コーチャンフォーつくば店
住所 | 茨城県つくば市学園の森3丁目50-7 |
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電話番号 | 書籍コーナー / 電話番号 029-893-2001 ミュージックコーナー&マルシェコーナー / 電話番号 029-893-2023 ステーショナリーコーナー / 電話番号 029-893-2013 ドトールコーヒーショップ / 電話番号 029-893-2750 |
アクセス | つくばエクスプレス研究学園駅から約2Km |
ホームページ | https://www.coachandfour-tsukuba.jp/ |