
INTERVIEW
持続的な技術発展と
人類の未来に貢献していく
地区の核となる商業・業務施設等のさまざまな都市機能とともに、豊かな自然と調和した住環境が整備されている万博記念公園エリア(上河原崎・中西地区)。
この地に生産技術拠点を構え、宇宙開発のコアとなるモビルティを創成する株式会社Pale Blueの共同創業者 兼 代表取締役 浅川純さんにお話を伺いました。
- 株式会社Pale Blue
- 共同創業者 兼 代表取締役 浅川 純さん
- 取材時期:2026年1月


Mission(ミッション)は人類の可能性を拡げ続ける事
2020年4月に創業した東京大学発の宇宙スタートアップ企業「株式会社Pale Blue」。創業以降、小型衛星用推進機の開発・製造・販売事業を手がけています。
衛星に搭載される装置の一つである推進機は、ロケットで宇宙に打ち上げられる人工衛星を自由自在に動かすために、なくてはならない装置です。
この推進機の製造事業を通じて、研究開発の実用化と収益の再投資による好循環を築き、そして、この仕組みを社会に広げて持続的な技術発展と人類の未来への貢献に取り組んでいます。


本社との物理的距離が決め手の一つ
千葉県柏市「柏の葉」に本社兼研究開発の拠点を持つ株式会社Pale Blue。新たな研究開発拠点を構えるにあたり、万博記念公園エリアを選んだ条件の一つは本社との物理的な距離でした。
浅川さん:
やはり、千葉の本社・研究開発拠点と、物理的な距離が近いという点が大きなポイントになったと思っています。
このつくば生産技術開発拠点というのは、弊社が手がける推進機の、主に製造・量産っていうのを担っていく拠点になります。
推進機を創っていく上で必要な、敷地の広さであったり、製造に必要な設備を導入できるような環境が必要になってきますので、そういった要件を総合的に見た結果、このエリアを選ばせてもらいました。
そのほかにも国の研究機関や様々な企業が集積するこのエリアは、宇宙ベンチャー企業としてはとても魅力的だと浅川さんは話します。
研究機関・企業との連携を見据えて
浅川さん:
茨城県つくば市は、それこそJAXAさんであったり、産総研さんだったり、国の研究機関などが多数集積している街というイメージがありました。そのような中、このエリアを選定させていただく過程で多くの方とお話させてもらい、研究機関だけではなくて、多数のメーカーさんもいらっしゃるということを新たに知りました。つくば周辺には、研究・開発・製造に関連する企業が根付いているといいますか、それがこのエリアのポイントのひとつなのかなという印象です。
将来を見据えた企業間の連携は、事業を推進する上で極めて重要な要素といえます。しかし、企業の持続的な成長を実現するには、資金調達や優秀な人材の確保といった「経営基盤の強化」が避けて通れません。
そうした根幹を支えるサポートや支援体制は、どのようなものだったのでしょうか?


行政からの手厚いサポートと支援
浅川さん:
我々ベンチャーに、特に宇宙領域にとっては、行政の方々のご支援や、サポートがないと、ここまで事業成長できていないので、凄く大事です。
茨城県、そして、つくば市の担当者の方から、ベンチャー企業や宇宙領域への支援というのは、手厚くしていただけています。手厚い支援をしていただける茨城県だから、つくば市だからこそ、我々もこの事業を前に推進していけると思っています。
地域と人と、共に歩む企業を目指して
浅川さん :
つくばでの人材確保はこれからですが、地元での採用にも期待したいと考えています。研究機関やメーカーが多いということで、バックグラウンドだったり、知見を持たれている方も多いんじゃないかなと思っているので、そこは楽しみといいますか、期待しているポイントになります。
沿線の街も発展途中のフェーズかなと思っていますので、街の発展、進化と一緒に会社も成長していけるというところが楽しみです。近隣に商業施設ができる計画もあると聞いてますので、ここで働いている社員にとっては、そういった会社だけじゃなくて周辺環境もすごく大事だと思います。
地域、企業、そしてそこで働く人々。そのすべてが大きな飛躍の時を迎えようとしている今、浅川さんはその先にどのような未来を描いているのでしょうか?

未来に向けて目指す展望
浅川さん:
我々は、推進機の開発だけではなく、製造も手がけ、お客様に届けています。満足いただける品質の商品を届けるために、つくばの拠点をしっかりと稼働させ、そして、日本だけでなく世界中の衛星メーカーに推進機を届けられるように頑張っていきたいと思っています。
この場所は事業にとって重要な拠点です。ここを、世界を代表するような推進器メーカーの拠点として盛り上げていければなと思っています。
もちろん、我々だけではなく、茨城県の方々、つくば市の方々、上河原崎の方々と、一緒に宇宙産業を盛り上げていけると非常に嬉しいなと思っています。
世界を代表する推進機メーカーとして、宇宙産業の成長を支える存在として、株式会社Pale Blueは宇宙産業のコアとなるモビリティを創成し、次世代の宇宙開発を牽引していくと期待されています。
株式会社Pale Blue
| 住所 | [本社] 〒300-2668 千葉県柏市柏の葉6-6-2 三井リンクラボ柏の葉1-101号室 (本社) [つくば生産技術開発拠点] 〒300-2668 茨城県つくば市上河原崎元宮本134番地 |
|---|---|
| 電話番号 | - |
| アクセス | つくばエクスプレス万博記念公園駅から3.6km |
| ホームページ | https://pale-blue.co.jp/jpn/ |